オーストラリア一周ツーリングの地図選び|Australia Motorcycle Atlasの使い方と注意点 (実走レビュー)

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バイクでオーストラリアを一周するなら、ナビと同じくらい「紙の地図をどうするか」も重要だ。
私は出発前、海外輸入地図の専門店T-Mapsで

『オーストラリア・モーターサイクル・アトラス
Australia Motorcycle Atlas with 200 Top Rides』
(税込4,480円)

を購入し、旅の計画作成と現地での指針に役立てた。

オートバイに特化したマップは選択肢が多いわけではないが、結果的にこの一冊で正解だったと思う。
200 Top Ridesとして200本の推奨ルートが紹介されていて、感覚としては「ツーリングマップル」を使っているのに近い。
ルート計画を立てるときに、とにかく重宝した。

一方で、推奨ルートには編集者の好みがかなり反映されている印象もある。
平地の多いオーストラリアのバイク乗りらしく、ワインディング(峠道)ならどこでも高評価、という節があるのは偏見だろうか。山の多い日本に慣れていると「これで推奨?」と思う場所が結構ある。
自然、推奨ルートは山や丘の多い西南部と東南部に偏りがちになる。
ただ実際、パース近郊の西海岸と東海岸南部以外ではバイク自体ほとんど見かけなかったので、需要がそこに集中するのは理にかなっている。

このアトラスが便利なのは、ガソリンスタンドはもちろん、ロードハウスやキャラバンパークまで載っている点だ。
私はまずこの地図で目星を付け、スマホアプリのWikiCamps(別途紹介する)で詳細を確認する、という使い方をしていた。
どちらも日本にいる段階から使えるので、事前に現地の雰囲気をかなり具体的にイメージできた。

注意点

  1. 距離の精度に難あり
    旅行記でも触れたが、距離表示は鵜呑みにできない。
    たとえば表示を積算すると456kmのはずが実走で510km強あったり、342kmを無給油で走る想定が実際には320kmだったり、誤差が出た。日本と違い、アウトバックでの誤表記は本気で命取りになる。
    距離は常にGoogleマップなどでダブルチェックしていた。
  2. サイズがB5判でやや大きい
    タンクバッグのトップに差し込みやすいよう、私は四隅をカットして使った。
  3. 紙がしっかりしている分、重い
    軽量化のため、不要なページはちぎって捨てた(わりと割り切りが必要)。

以上の注意点はあるものの、大きな不満はなかった。常に旅の相棒として活用し、計画にも現地判断にも、しっかり役に立ってくれた。

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