タスマニアの天気は気まぐれ……好天ルートを追って東海岸へ:青い湖とSwansea                           Episode10/Part4

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青く美しい湖
2024年1月13日~1月14日
タスマニアでも、天気には気を使わされる。
島の中でも中央部・東部・北部で天気がまちまちで、好天を追いかけるルートは結構緻密に探さなければならない。
まずはホバート近郊を巡り、そこから東海岸をスワンシー(Swansea)まで北上することにした。
とにかく晴れている方向へ走る。

ライル・ハイウェイ(Lyell Highway)を走っていると、青く美しい湖が見え隠れしてきた。
湖へ向かう道は見当たらない。
迷ったが、思い切って湖の方角へ伸びる小道に入ってみる。

もしかすると牧場の入口かもしれない。
ダメなら戻ればいい。

しばらく進むと、湖畔に出た。
牽引してきたレジャーボートを降ろすための船着き場があり、湖の対岸へは細い橋道が通っている。
対岸まで渡ってみると、折り畳み椅子に座って釣りをしている人が二人いるだけ。
そこから先は、特に変わり映えのしない道が続くだけだった。

Uターンして、湖へ戻る。

対岸までの橋道

青い湖面と青い空が、最高にきれいだ。
風がないので湖面が静かで美しい。

ところどころに真っ白な筋雲。
青空とのコントラストが絶妙だ。
遠くの岸辺は牧場だろうか、景色がとても絵になる。

今回の旅でも屈指の撮影ポイントを見つけてしまった。
面倒くさがらずに小道へ入ったのは、ナイス・トライ。

ラッキーだった。

ホバート(Hobart)の南にある小さな半島をぐるっと一周して、東海岸ルートへ。
宿泊地スワンシー(Swansea)の手前で、ようやく海が見えてきた。
海沿いの景色は期待通り。
やっとタスマニアらしくなってきた。

Swansea泊 本日の走行276km。

道中、一休みでワンショット。
Saint Marys近辺の海岸。

アメリカン・グラフィティ
1月14日
スワンシー(Swansea)から海沿いを走り、セントメアリーズ(Saint Marys)経由でキャンベル・タウン(Campbell Town)へ出た。

Campbell Townに入ると、やたらにバイクが多い。
レストランで昼食をとりながら、外の駐車場を眺めていると何やら『アメリカン・グラフィティ』みたいな光景が目に入った。
旧車やハーレー、革ジャン、リーゼント系の髪のおっさんが、うようよ。
互いに知り合いらしく、挨拶がやたら派手。
どうやら、すぐ近くでクラッシックカーの屋外モーターショーをやっているようだ。

行ってみると、ショーは佳境を過ぎてしまったようで、展示車の間に隙間がチラホラ。
入場料5豪ドルは……どうかな、という気もしたが、楽しそうなので入ってみることにした。
中ではダンスパーティーで盛り上がっている。
展示をひと回りするが、皆さん昼過ぎには三々五々帰ってしまった、まさに「あとの祭り」。
出展車で自走して帰るので、むしろ出口付近の駐車場の方が賑わっていた。

駐車場で出発しようとしていると、ハデハデのおばさんとギンギンのおじさんに声を掛けられた。
どうやら夫婦らしい。イケイケの車に乗っている。
いつもの「どっから来た?」には、即答で「ジャパン」。
次の「どこへ行く?」で、行き先がうろ覚えで言葉が出てこない。
何度かやり取りしたあと、おばさんが「Oh〜、Launcestonね」と気づいてくれた。
相変わらず「どこだ?どこだ?」と食い下がってくるおじさんに、おばさんが説明してくれて、ようやく会話終了。
久しぶりの「どこから来た/どこへ行く」パターンだったが、タスマニアでは赤点で終わった。

たいした話じゃないのに、妙に記憶に残っている。

バイカーがテント泊するので、キャラバンパークはテント村と化し満員状態だ。
同じバイク乗りでも、私とは人種が違う。
無理して中に入っても、浮いてしまうのが恐ろしい。

テント泊を諦め、80km先のローンセストン(Launceston)まで足を延ばすことにした。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY82。

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