【西オーストラリアツーリング】ナラボー平原からウルル(エアーズロック)を目指す編 Episode2 (ピナクルズ/豹変する紳士)

2023年11月25日
Perthの北約200kmにある無数の奇岩群が林立した砂漠‘ピナクルズ(The Pinnacles Desert)’へ。
換装したアナキーアドベンチャーは快適で、今迄のロードタイヤとあまり違わない印象。
ロードノイズもそんなに無いのでうっかりしたら装換したのを忘れるレベル、と言ったら言い過ぎか。

ピナクルズへ向かう途中1
ピナクルズへ向かう途中2

入場料10豪ドルを払って砂漠の周回コースへ。

この辺が好かろうと、バイクを止めて写真を撮ったメインのポイントがある。
後から写真を見るとバイクの後ろにある奇岩が、男性の〇根の様にみえる。
一度そう見えてしまうと、もう絶対に〇根だ。
十数枚の写真がボツとなってしまった。
何で気付かなかったのか・・・(T_T)。

いつもの様に売店でステッカーを購入して駐車場に戻ってくると、バイクの傍に2組の東洋人の子連れ家族がいた。
今回は中国人と間違えることはない、日本人駐在員家族だ。
GSが目立ってたので子供と見ていたそうで、まさか日本人が乗ってきたとは・・と言われちょっと気分が上がる。
今晩はYork(ヨーク)に泊まると言うと、建物が綺麗ないい街ですよと教えてくれた。
Monkey Maia以来の日本語の会話だ。

バギーレースで有名な西オーストラリア最大級の砂丘、ランスリン(lancelin)近くのガソリンスタンド、木陰のテーブルベンチでサンドイッチを食べていると一台のGSアドベンチャーが入ってきた。
全身をラリースーツでキメた長身の中年ライダーが降り立つ。
売店で買ったアイスキャンディーを咥えながら、私の前に無言で座りウィンクしてきた。
同じGS同志、無言の挨拶。
暫くして
ライダー:「何処へ行かれるんですか?」超紳士的だ。
私:「Yorkへ行きます」
紳士:「見慣れないナンバープレートですが、何処から来られました?」
私:「日本から輸送してきました」
会話が進むと本当に紳士なのがわかる。どこかのエグゼクティブだろう。
しばらくの会話の後、「お先に失礼」と席を立つ。
アドベンチャーに跨ると急発進、アクセル全開で消えていった。
バイクに乗ると豹変する紳士だ。

今日は、計算を誤って走行が500kmを超えてしまった。
York手前で疲れと痺れで朦朧として来る。
Perthで休養して肉体的疲れは回復したが、どーも神経的な疲労が抜けていない。

Yorkの街は明日ゆっくり見ようと、予約したB&B(ベッド&ブレックファースト)に直行した。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY33。
York泊 本日の走行534km。

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