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2023年11月25日
Perthの北、約200km。
無数の奇岩が林立する砂漠――**ピナクルズ(The Pinnacles Desert)**へ向かった。
換装したアナキーアドベンチャーは快適で、これまでのロードタイヤと大きな違いを感じない。
ロードノイズも思ったほど増えず、うっかりすると「換装したことを忘れるレベル」……と言ったら言い過ぎか。
ライディングの感覚も全く問題ない。
まだワインディングには入ってないので、コーナーリング性能は試せていないが、これからのお楽しみだ。
さすが、R1250GS御用達のタイヤと思った。
こんなことなら、「最初から履いときゃ良かった」の後悔が倍増した。





文明の利器の勝利
入場料10豪ドルを払って砂漠の周回コースへ。
「この辺が好かろう」とバイクを止め、写真を何枚も撮った、”メインの撮影ポイト”があった。
ところが後から見返すと、バイクの後ろに写り込んでいる奇岩が
……男性の〇根に見える。
一度そう見えてしまうと、もう絶対に〇根だ。
写真を見返して絶望。
十数枚の写真がボツになってしまった。
何で気付かなかったのか……(T_T)。
幸い、別ポイントの写真が数枚と、バイクに跨ったまま雑に撮ったスマホ写真が残っていた。
それでブログ用の写真の最低限は確保。
危機一髪である。
ただし、雑に撮ったので、観光客が盛大に写り込んでいる。
しょうがない、写真アプリで消し込んだ。
文明の利器の勝利である。
久々の日本語、ちょっと嬉しい
いつものように売店でステッカーを買って駐車場に戻ると、バイクのそばに東洋人の子連れ家族が2組いた。
今回は間違いなく日本人だ。
前回、中国人と間違えた件は深く反省している。
いかにも「駐在員ファミリー」という空気。
たぶん駐在歴はまだ浅い。
奥さんのテンションがまだ明るくて軽い。
長くなると、疲れが滲む。自分も元・駐在員だったので(雰囲気でわかる)。
「バイクが目立ったので、お子さんと見ていた」と言う。
「まさか日本人が乗ってきたとは……凄いですね」と言われ、ちょっと気分が上がった。
今晩はYork(ヨーク)に泊まると言うと、
「建物がきれいで、いい街ですよ」と教えてくれた。
さらに「でも距離、結構ありますよ」とも。
あれ、そんなに遠かったっけ……と調べたら、たしかに300km弱。
ちょっと勘違いしたみたいだ。
まぁ、大丈夫でしょう。
Monkey Mia以来の日本語の会話。
短い会話だったが、ありがたかった。

ラリースーツの紳士
バギーレースで有名な、西オーストラリア最大級の砂丘。
ランスリン(Lancelin)近くのガソリンスタンドで休憩した。
木陰のテーブルベンチで、サンドイッチを頬張る。
そこへ一台のGSアドベンチャーが入ってきた。
全身ラリースーツでキメた、長身の中年ライダーが降り立つ。
白・赤・青のラリースーツがバイクと同じ配色でカッコイイ。
給油を終え、颯爽と店に入っていった。
売店で買ったアイスキャンディーを口に咥えたまま、こちらへ向かってくる。
無言で向かいに座り、ウィンクしてきた。
同じGS同志、無言の挨拶である。
しばらくして――
ライダー:「どこへ行かれるんですか?」(超紳士的)
私:「Yorkへ行きます」
紳士:「見慣れないナンバープレートですが、どこから来られました?」
私:「日本から来ました」
会話が進むにつれ、本当に紳士なのが分かる。
たぶん、どこかのエグゼクティブだろう。
GSアドベンチャーに乗るエグゼクティブ。
組み合わせも秀逸だ。
しばらく話したあと、
「お先に失礼」と席を立つ。
アドベンチャーに跨ると、急発進。
アクセル全開で消えていった。
バイクに跨ると豹変する紳士だ。
500km超え。神経の疲労が抜けない
今日は計算を誤って、走行距離が500kmを超えてしまった。
York手前で、疲れと痺れで朦朧としてくる。
Perthで休養して肉体的疲れは回復したが、
どうも神経的な疲労が抜けない。
Yorkの街は明日ゆっくり見ることにして、
予約していたB&B(ベッド&ブレックファースト)へ直行した。
オーストラリア一周バイクツーリング DAY33。
York泊 本日の走行534km。
