2023年11月26日
YorkではB&B(正式にはBed and Breakfast)を利用した。(旅中、何度か利用)
※家庭が余った部屋を旅行者に提供し、翌朝に朝食を振る舞うイギリス起源の宿泊形態。
オーストラリアはイギリス連邦の一員なので、この形態が普及しているのだろうか。
宿泊したポールとジュネット夫妻が切り盛りするB&Bは宿、ホスピタリティ共に素晴らしかったのでご紹介する。
部屋は、ベッドルームと隣接するプチ・リビング、トイレ、シャワーが全てプライベートに提供されている。
夫妻も若い頃バイクで旅したそうで、リビングにホンダのワルキューレに似た重量級バイクにタンデムしてる写真が飾ってある。
なので、私の旅に興味津々で旅談義に華が咲いた。
そんな彼らでもソロでオーストラリア一周は偉業であり、まして日本からバイクを輸送して来た事もあり、えらく関心してくれた。
ポールは私が疲れているのを気遣い、何くれと世話を焼いてくれ、ジュネットは洗濯までしてくれ朝起きたら綺麗にたたまれていた。
翌朝、朝食を済ませ出発の準備で部屋とバイクを行き来していると、クローズド・テラスで「お疲れ様です。おはようございます!」と日本語で声を掛けられる。
驚いて振り向くと男性1,女性2人のオージーがいる。
同宿者が居たのは全く気付かなかった。(離れがある、そこに居たのだろう)。
これから朝食を取る様で、ポールとジュネットが気遣って時間をずらしてくれたらしい。
男女は夫婦で高崎と入谷で英語教師をしていたという。
旦那さんは、自らアニオタであると名乗った。
「あなたもアニメ大好きですね」と言われる???←気付いてなかったのだが、エバンゲリオンのTシャツを着ていた。(ユニクロでアニメキャラのフェアをやった時に買ったものだと思う)
流石アニオタ。目ざとい。
これから、バッスルトン桟橋 (Busselton Jetty 全長1.841kmの南半球で最も長い観光桟橋、世界でも2番目に長い)に向かうと言うと、千と千尋の海上電車のシーンはバッスルトン桟橋にインスパイアされて創作されたのだと教えてくれた。(ジブリ系のこういった話は各地にあるので真偽のほどは確かでないが)。
皆さんに見送られBusselton Jettyに向けて出発した。
オーストラリア一周バイクツーリング DAY34。
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