【西オーストラリアツーリング】ナラボー平原からウルル(エアーズロック)を目指す編 Episode6 (Albany)

2023年11月28日~11月29日
昨日、モーテルに着くなり連泊の手続きをした。
4:45起床。
5:30出発。フレームセットを拾い忘れたと思われる場所へ向かう。
昼から本降り予報なので、昼前にモーテルに戻ってきたい。
往復260km大体4時間半~5時間あれば戻ってこれると計算した。
昨夜、雨が降ったので路面が濡れている。今は降っていない。
まだ太陽が昇らず薄闇の林の中を走る。結構寒い。
おっかなビックリ病は相変わらずで、濡れた路面にビビりながらワインディングをそれなりに飛ばす。(飛ばしている積り)
少しずつ太陽が昇って来て、朝日に勇気づけられながら走った。
昨日通った時に、カーブで横転したキャラバンはもう片付けられていた。
ブッシュファイアの煙で真っ白だった所は、焼け焦げた匂いだけが残っていた。
昨夜の雨で鎮火したのだろう。

ブッシュファイアの煙。

フレームセットを忘れたと思われる牧場の入口に到着。
天気は良くなっている。
あちこち探したが見つからない。
コケた所を見ると、小さなベアリングの様な硬い土玉が固い赤土の上にいくつも転がっていた。
この土玉で滑ったのだ。

牧場入口。

もしや牧場の住人が拾ったかもしれないと思い、入口から3~400m先にある住居を訪ねた。
余り裕福な牧場ではなさそうだ。
外から大きな声で呼んでいると、暫くして小柄なおばさんがヨタヨタ出てきてくれた。
フレームセットを見なかったかと聞くと知らないという。昨日は外に出ていないと言う。
息子さんが昨夜戻って来て、今朝仕事に出たという。
彼が何か知っているかもしれない、わかったら連絡すると言ってくれたが丁重に辞退した。
いつまでも此処に居られないし、あとで何か分かっても対応出来ないと考えた。
実は道々、何処で紛失したかを考えていたのだが、昨日の朝出発の荷造り時点で積み忘れた可能性が高いと思い始めている。

やるだけの事はやったので、潔く諦めようと思う。

11:00前、モーテルに帰宅。
午後から大雨、体を休めたい私はひたすら眠った。

テントを調達せねば。
130km先にオールバニー(Albany)という都市があり、ググってみると大規模なスポーツ用品店が3軒ある。
ラッキーだ、田舎町の連続だったら購入すら難しい。

翌29日
チェックアウト、ギリギリの10:00まで体を休め出発。
2泊休養をしたので体も気分も元気に出発した。
が、走り始めると違和感が・・・テントフレーム紛失が精神的ダメ押しとなったのか、おっかなビックリ病は悪化している。

昼過ぎ、Albany到着。
スポーツ用品店を巡る

ここでテントを購入。

①パニアケースに収納できるコンパクトさ、②値段、③軽量であるの優先順位で2人用のテントを探す。
そもそも2人用のテントが少ない中、なんとか条件を満たすテントを見つけることが出来た。
但し、お値段400豪ドル(約38,000円)。
加えて、ただの布切れと化したテントを日本へ送る郵送費が50豪ドル。
帰国後、再購入したフレームセットが14,300円
締めて57,050円の出費だ。(T_T)

郵便局。海外への郵送はWEB申請しか受け付けられない。
外国人を想定していないので入力必須項目が軒並み蹴られ苦労した。
申請後はショートメッセージでトラッキング情報が逐次送られてくるので便利。

一つだけ、明るい話がある。
安い値段に魅かれて予約したアパートメントが大当たり。
レセプションでチェックインすると、ラッキーボーイはお前かと言われる。
何のことか分からずキーを貰い部屋まで行くと即納得した。

家一軒丸ごと借りてしまった。まさか事故物件ではあるまいな・・。
これでなんと108豪ドル(10,260円)。超破格値だ。
広過ぎて何をするにも動線が長くて大変だった。

何処か場所を探してテントの試し張りをせねばと思っていたのだが、庭で出来てしまった。

何というGood timing。ありがとう。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY36。
Walpole/Albany泊 この間の走行399km。

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