【東オーストラリアツーリング】2度目の縦断と東海岸南下、そしてタスマニアへ編 Episode05 (シドニー/Route69 Putty Road)

2024年1月1日~1月4日
デンマン(Denman)から54km行った所を右折するとウォレマイ国立公園とイェンゴ国立公園に挟まれる形でAUS ROUTE69 (Putty Road)がある。
Motorcycle Atlas Top100の31番に登録されている峠道の推奨ルートだ。
出来るなら走ってみたいが、出発すると風が強く進行方向の雲がどす黒い。
ダメかと一旦は諦めたが、右折地点に来ると少しだけ雲が明るくなった。
雨覚悟で峠へ侵入。
道は不案内だし不安しかないが、ダメなら戻ると決めた。
薄暗い峠を進むと所々、工事で片道1車線になっている。
倒れた木や折れた枝が散在している。先日のサンダーストームのせいだろう。
小雨がパラついてきた。
道を濡らす程ではないが、気分は最低、寒くなってきて不安も満載。
4輪を先に行かせて露払いして貰う。
風景は日本の田舎の峠道とさして変わらない。
が、制限速度は100km。アホか、である。
ジェットコースターの様なアップダウンは相変わらずで、トップに登り切るまで次が右カーブか左カーブかわからない。

朝から何も食べていない。流石に拙いと思いレストエリアで水とクッキーを補給。
再出発して数キロ行くとレストランがあった。(絵に書いた、あるある話である)
レストランのパーキングに入ると何人ものライダーがいた。
こんな天気に峠を走っているのは私だけと思っていたが、おバカさんがいっぱいいて嬉しい。

元旦から雨の峠に来ているおバカさん達と話していたら元気になってきた。
峠の後半は道が良くなったこともあり、制限速度一杯を使って走った。
アホの仲間入りである。
久しぶりにバイクを寝かせた走りは楽しく、不安満載で入った峠だったが来て良かったと思った。
これだから旅はわからない。

WINDSOR~SINGLETONを結ぶRoute69中間地点にあるレストラン&カフェ。
人感センサーで近づくとガンガンなロックで踊り出す骸骨。

夕方、薄曇りのシドニーに到着。

1月2日
朝起きてTVニュースを見ると、クイーンズランド南東部が大雨による大洪水で騒ぎになっている。
1万人以上が洪水と停電で孤立している様だ。
東海岸北部沿岸は、相変わらずサンダーストームとトルネードでやられているし、ノーザンテリトリー州の一部では猛暑で大変な事になっているらしい。
異常気象という事か。

そんなニュースの中、能登半島の震災のニュースが飛び込んできた。
まだ情報が不足しているが、オーストラリアでも高い関心を示している。

新年早々、波乱の幕開けだ。
気を引き締めねばと思った。

Sydney唯一の観光はオペラハウス。
1/3はSydney~Gosfordに抜ける旧道へ日帰りツーリング。
ライダーはジジイばかりは何処も同じ。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY70。
Sydney泊 この間の走行436km。

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