2024年1月7日~1月9日
昨日のビッグランのお陰で、今日中(1月7日)に400km先のセール(Sale)に辿り着けば、明日一日雨宿りして西から来る低気圧をやり過ごしてもSpirit of Tasmania号の出航に間に合う。
AM7:00過ぎ Saleに向けてクーマ(Cooma)を出発。
Saleは15:00から雨予想なので出来ればその前に着きたい。
キャンリバー(Cann River)まで一気に南下した。
丘越えの推奨ルートは景色が美しい。
景色的には、今回のオーストラリア一周で5本の指に入ると思う。
丘陵、木々の中を抜けるストレート、ワインディングとバラエティーに富んだ風景が楽しめる。
気温35℃は止まると暑いが、走るには気持ちがいい。
快適なライディング、爽快だ。
天気が良ければこの一帯をもっと巡りたかったが・・・ちと残念。
しょうがない。
Cann Riverで進路を西に、南海岸沿いのルートだが海からはかなり離れている。
Cann River迄のルートが良過ぎた、可もなく不可もないルートをひたすら西へ進む。
14:30 Sale着。
Saleの手前5kmで雨がポツリポツリ。
チェッイン後、急いで今日と明日の食料&ビールを調達しに町へ出ると本降りに。
雨の中の買い物となったが、まぁGooooood タイミングでしょう。
これで思惑通り、雨中の修行走行をしなくて済む。
残り約350km、明後日(1月9日)のジーロング(Geelong)着は問題ないだろう。
最悪何か有っても、出航は10日の夕方なのでリカバリー出来るので安心だ。
1月9日
昨日は結構な雨で、雨宿りしたのは大正解だった。
走っていたら修行どころか、苦行になったに違いない。
今朝のニュースでメルボルンの北100kmのYeaやSeymourが洪水で水没したと報じている。
大都市近辺での洪水騒ぎは余りない事らしい。
こちらには影響無いと思うが、軽い道路の冠水くらいはあるかもしれない。
出来るだけ南のルートを取ることにする。
ところで、ここからGeelong迄ナビのルートに従うと、メルボルン市内を通過して一部有料道路を通ることになる。
料金は10豪ドルで大した額ではないのだが、料金所が無いのでネットでの事前登録と先払いが必要になる。
やってみると、私の国際ナンバープレートでは支払いが出来なかった。(入力エラーになる)
有料道路はカメラで監視され、未納だと場合によっては300豪ドルとかが請求されるらしい。
未納でカメラに捕まっても、私の場合は請求先が分からないので問題ないと思うが・・・気持ちが良くない。
万が一、つまらないことで足止めされたくもない。
何か良い抜け道は無いかとマップを見ていると、ソレント(Sorrento)からクイーンズクリフ(Queenscliff)までフェリーらしき点線が出ているのを発見した。
早速ネットで確認すると、やはりフェリーだ。
久里浜⇔金谷の東京湾フェリーみたいなヤツだ。
55豪ドル。
ちょっと高いが、これだと大幅に走行距離が短縮出来るし、最南端のルートを取るので洪水の影響も少ないだろう。
船内は結構なお客さんで混んでいる。
クイーンズクリフ(Queenscliff)到着後、Geelongまでは約30分のイージーライド。
効率的なルートを見つけられてラッキーだった。
オーストラリア一周バイクツーリング DAY76。
Sale/Geelong泊 この間の走行759km。
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