2024年1月10日～1月11日
オーストラリア一周の最終ステージ、タスマニアへ向かう。
今まで会った幾人もの人が「タスマニアには絶対行け」、「行かなきゃ駄目だ」と絶賛、お薦めの地だ。
タスマニアへはフェリーSpirit of Tasmania号で行く。
PM6:45 ジーロング(Geelong) 発⇒ AM6:00 デボンポート(Devonport) 着 約11時の船旅。
基本毎日出航、季節によっては昼便の日がある。
北海道行きフェリーの大洗⇒苫小牧便の17時間より大分短いが、システム、Accommodationは似たり寄ったりの感じだ。
料金も概ね同じ感じだが、時期、Accommodation、車両、片道/往復によってダイナミックに変わるので気になる方は、ウェブサイトを覗かれるのが良いと思う(英語だが分かり易い)。
出航の1.5時間～2.5時間前にチェックイン。
バイクでチェックイン・カウンターに並び、スマホにダウンロードした予約票をスキャンして乗船券を発券して貰えばチェックイン完了(ここも日本と同じ)。
チェックイン後は、車列にバイクを停め待機。
側の建物に簡易レストラン＆売店があるのでそこで寛いでいてもいい。
出航45分前に館内アナウンスがあるのでバイクに戻って乗船する。
日本と1点だけ違ったのが、下船時のバイクのリリース。
床とバイクをがっちりバインドしている留め具(ベルト)は自分で外さなければならない。
外し方にちょっとしたコツがある。
分からなかったので隣のライダーに聞いた。
1月11日
AM6:00時間通りDevonport着。
クイーンズタウン(Queenstown)へ向かう。
タスマニアの観光地をググってみたが、あまり琴線に触れる所が無かった。
いつも通り良さげなルートを走りながら適時対応する。
朝早いので、若干肌寒いが少し走ると慣れて来た。
Devonport港から海岸沿いを東進したのち、山間の推奨ルートを抜ける。
タスマニアのイメージと言えば牧草地、前半は丘陵地でイメージに近い風景を楽しめたが、その後かなりガチの峠道に入った。
早朝からハードな走りを強いられる。
峠を越え、ワインディングがやや緩やかになってきたのでのんびり走っていると、伐採した大木を運ぶロードトレイン(2両編成)が脇道からロードに入ろうとしていた。
私をやり過ごしてロードに入って来たのをバックミラーで確認。
嫌な予感がする。
少しスピードを上げる。
しばらく行くとロードトレインがミラーに映った。
距離が縮まっている。
案の定、ワインディングを爆走しているのだ。
大分スピードを上げると間隔は安定したが、このペースで走り続けるのはしんどい。
左に入る未舗装路の手前に広いスペースがあったので、やり過ごそうとバイクを停める。
ロードトレインは、さして減速することなく目の前を土煙を上げながら未舗装路へ入っていった。
まるでアクション映画のワンシーンだ・・・。
昨夜はあまり眠れなかったのと、どんより曇り空なので気分が乗らないまま昼過ぎにQueenstown到着。
朝のスタートが早かったので早く着き過ぎてしまった。
チェックインまでまだ1時間以上ある。
街は1900年代後半にタイムスリップした様な建物があちこちにある。
目の前のQueenstown Post Officeも年代物の風情。
ちょっと休憩とPost Office前のベンチに腰を降ろしたら、疲れと眠気で動けなくなってしまった。
宿の場所を探さねば・・・と思いつつウトウト。
犬を連れたお婆さんが、こちらを気にしながら通り過ぎた所までは覚えている。
数分、数十分？寝てしまった。
治安が良くて良かった。
オーストラリア一周バイクツーリング DAY79。
本日の走行270km。
コメント