グレート・オーシャン・ロード再走……十二使徒とラストラン                           Episode12/Part4

オーストラリアツーリング総まとめ(ルート・装備・危険)はこちら → 一周まとめ

リベンジ
2024年1月18日~1月22日
結局、メインランドに戻っても天気はぐずつき、ジーロング(Geelong)に2泊することになった。

1月20日
快晴とまではいかないが、天気がそこそこ回復してきた。
グレート・オーシャン・ロードのリベンジに出発する。
朝チェックアウトのとき、「これからどこへ行くんだ?」と聞かれた。
「アポロ・ベイからグレート・オーシャン・ロードを抜ける」と答えると、返ってきたのは「Perfect 👍」。

やはりこの辺りでは、いちばんのおすすめルートなのだろう。

アポロ・ベイまでの数十キロは、海岸沿いの、けっこうクネクネした起伏のある崖っぷちルートだった。
雄大なオーストラリア、というイメージとはちょっと違う。

3か月かけてオーストラリアを一周したが、これほど海を近くに見ながら走るルートはなかった。
だから、この“類いまれなオーシャン沿いロード”が人気なのは分かる。――分かるのだが、(いい加減走り飽きて感性が鈍ったせいか)言うほどグレートでもない気がする。

しかしオーストラリア人は、なんと「グレート・◯◯◯」が好きなことか。
私が知っているだけでも、グレート・ノーザン・ハイウェイやグレート・セントラル・ロードがある。
きっと、ほかにもまだまだあるに違いない。

3か月前、雨と霧でまったく見えなかった「十二使徒(12 Apostles)」も、今日はよく見えた。
観光客が多くて、ちょっと手前の駐車場に停めてしまったせいで、ビューポイントまでけっこう歩かされた。
(汗が噴き出すくらい天気がいい)

ビューポイントや土産物屋も、前回通ったときはまったく気づかなかった。
ここまで観光地化されていたとは……。
天気は満点ではないが、ちゃんと見えた。
これで、リベンジは成立だ。

十二使徒。
ロンドン・アーチ
ロンドンブリッジと呼ばれていたが、1990年に浸食により一部が崩落したので名称変更したそうだ。

野良コアラに会えなかったのと、Cape OtwayのBimbi Parkキャンプ場に泊まれなかったのは残念だ。
が、これでグレート・オーシャン・ロードは、ミッションコンプリートとする。

オーストラリアの海を見納め
本当はポート・キャンベル(Port Campbell)で一泊するつもりだったが、宿代が高い。
少し先のピーターバラ(Peterborough)に泊まることにした。

ピーターバラの海岸は、田舎の海水浴場――そんな雰囲気だ。
ここで、オーストラリアの海を見納めた。
宿は海岸沿いで、道路に面したところは海の家の売店みたいになっている。
夕食は食堂で取ったのだが、「こんなところで?」という感じの、絶品の本格カレーだった。
たぶんシェフはインド人だろう。

黒い飼い犬がいる。
なぜか彼は、ずっと私の部屋の玄関ドアの前で寝転んでいる。
完璧に占領状態。
部屋の出入りは、毎回彼をまたがねばならなかった。

先週、輸送業者に連絡してアポを取った。
あとは帰国の準備をして、バイクを輸送業者に渡すだけだ。
最後の最後、明日は安全運転で北側のルートを通ってメルボルンに戻る。

ピーターバラのモーテル。
黒犬のお気に入りの場所。
オーストラリアの海も見納めた。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY87。
Geelong/Peterborough泊 この間の走行316km。

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