オーストラリア一周、ナビゲーションシステムの話

バイクでオーストラリア一周するのにナビゲーションシステムをどうするか、は極めて大事な話。
オーストラリアは広くて殆ど一本道なので方角さえ分かれば問題ない、という人の話を読んだことがあるがジョークでしかないと思う。

私の場合、元々BMWモトラッド純正のナビ(ガーミン製)を装着していたので懸案は、オーストラリアにどう対応させるかの一点。

結論から言うと、「Garmin City Navigatorオーストラリア&ニュージーランド版」(28,600円)を購入しmicroSDカードをナビ本体のスロットに差し込むだけ。
あとは何もする必要は無い。

そーは言っても、最初は本当に動くか心配だった。
なので、稼働確認を出来るだけ早くしようと本体を携行し、メルボルン空港でTAXIに乗るなりスイッチオン。
ドキドキしながら起動を待つと、しばらくして地図が表示され現在地が確認できホッとした。
お陰で、TAXIの運チャンがちゃんと最短ルートを使っているのも確認できた。

注意点は下記。
1,ネットでGarmin City Navigatorを注文したら在庫が無く、本国(オーストラリア?)からの取り寄せとなり、約1か月待ちに。同様の事をお考えの方は余裕を持って発注しましょう。
2,ナビのオペレーション方法は同じだが、1点だけ、目的地の電話番号検索は使えない。チップに電話番号情報を持っていないと思われる。
3,細かい事だが、3-4 Industry Place Bayswater, VIC 3153の様な番地がハイフンで表記されている時は正しくナビゲートされない事が多い。近所まではナビされるが、ラスト数キロはグーグルマップ若しくは宿の予約アプリのルートナビゲーションを使わざるを得なかった。

余談だが、BMWモトラッド純正の新型ナビ(2021年時点ガーミン製)は評判が悪い。
私は、2021年にR1200GSからR1250GSに乗り換えたのだが、その際オーストラリアを一周する積りなのでナビも更新しようかと相談した所、新型はトラブル続出なのでやめた方が良いとアドバイスを受けた。
なので現在使用中のナビは2014年のR1200GS購入時に導入した10年物の代物だが問題なく働いてくれた。
メルボルンのモトラッドでも新型ナビの不良品が引き出しに一杯保管されていて、彼らはそれをGarbage(ゴミ)と呼んでいたので日本だけの問題ではないようだ。

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