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待ちに待ったツーリングスタート
2023年10月24日
ツーリングをスタートする。

メルボルンをスタートし、まずはオーストラリア中央部を縦断するスチュアート・ハイウェイを北上。
そこから反時計回りで西オーストラリアを周回する。
西オーストラリアを回り終えたら、再びスチュアート・ハイウェイに戻って北上し、今度は“横8の字”を描くように時計回りで東オーストラリアを周回。
最後にタスマニアへ渡って一周し、メルボルンに戻る
――ざっくり言うと、大陸を“横8の字”で走って、仕上げにタスマニア、という計画だ。
なぜ、このルートになったのか。
よくある“一周ルート”は、たとえばメルボルン発だと、いったんオーストラリアのど真ん中――ウルル(エアーズロック)まで北上し、そこからUターンして海岸沿いに戻り反時計回りで一周する、いわば「一周+エアーズロック」型が多い。
ただこのルートだと、ウルル⇔ポートオーガスタを往復することになり、復路の約1,300kmが“ただ戻るだけ”になってしまう。
実際、ウルルからあと700kmほど北上すれば、ほぼ縦断できてしまう距離感なのだが・・
いろいろ検討した結果、1回目の縦断は慣らしも兼ねて王道のスチュアート・ハイウェイで北上、2回目は未舗装のウードナダッタ・トラックを軸に、再度縦断する――という作戦にした。
この“横8の字”回りには、もう一つ理由がある。
オーストラリアは日本の約20倍という広大な国土を持ち、地域ごとに気候が大きく違う。
気候帯だけでもざっくり次の5つに分かれる。
- 熱帯性気候(北部):ダーウィン、ケアンズ
- 亜熱帯性気候(東海岸中部):ブリスベン、ゴールドコースト
- 乾燥性気候(内陸部・西部):アリススプリングス、ウルル周辺
- 温帯性気候(南東部):シドニー、キャンベラ、メルボルン
- 地中海性気候(南西部・南部の一部):パース、アデレード
南半球の春夏はおおむね11月〜2月。この時期を中心に走りたい一方で、熱帯の北部は11月ごろから雨季に入ってしまう。
バイク旅にとって雨は致命的だ。
だから、北部は雨季に入る前に“先に攻めて”おきたい。
最初に北部を片づけ、そこから各地のベストシーズンをつなぐように回る。
そう考えると、結果的に“横8の字”がいちばん筋がいい――という結論になった。
だから、まずはグレート・オーシャン・ロードを経由して、ノーザンテリトリー州Top Endのカカドゥ国立公園を目指すことにした。
映画『クロコダイル・ダンディー』の世界だ。野生のワニに会いたい。
ただ、先述した通りTop Endは熱帯性気候だ。
雨季には、雷と嵐を“観光名物”にするほど荒れる。いったん荒れたら洒落にならない。
近年の異常気象も気になる。
しかも通関3週間待ちで、計画はすでに大幅に遅れている。
だから――約4,000kmを一気に。怒涛の北上することにした。

なんかトラブルか?
ホテルを出発するなり、リアバックにマップを入れっぱなしなのに気づく。
バイクを側道に停め荷物を降ろしていると、バンが後方に停車した。
映画「ワイルドスピード」のドミニクみたいなスキンヘッドのイカツイおっさんがこっちに向かって来る。
うわわっ。オレなんかした?


おっさん:なんかトラブルか?
私:大丈夫です・・・
実は、おっさんもバイク乗りでアフリカツインに乗っているとのこと。
見慣れぬナンバープレートのバイクがワサワサしているので心配してくれたらしい。

何処へ行くんだ?と聞かれ、一周する、今日が初日だと言ったら盛大に応援してくれた。
Many thanks(^^)/
どうやら、このおっさんナンバープレートのコレクターらしい。
オーストラリアは州によってナンバープレートが違うから、収集家が結構いるんだと言っていた。
そんなこともあって、わたしに気付いたのだろう。
あろうことか、「日本のナンバープレート、使ってないなら俺にくれよ」と言ってきた。
いやいや、日本に帰ったら使うからダメだよ、と返したら「それもそうだよな」と素直に納得していた。
……まったく、少し考えて言ってよね。
応援をあとに再出発
今日は天気は良いが、風がめっぽう強い。
慣れぬハイウェイをおっかなビックリ走る。
横風と闘いながらアポロベイ(Apollo Bay)に到着。
アポロベイは、グレートオーシャンロード沿いの海辺の町。
海沿いは最高だ。
初日なのでゆっくりとApollo Bayを散策してツーリングペースを探った。
明日からしばらく天気が崩れる予報。どーしたものか・・
取り合えず、モーテルには明日雨がひどかったらもう一泊するかもと仮予約をしておいた。







オーストラリア一周バイクツーリング DAY1。
Apollo Bay泊 本日の走行194Km
