オーストラリアツーリング総まとめ(ルート・装備・危険)はこちら → 一周まとめ


動画がめちゃ綺麗だったBitter Springs
2023年11月04日
昨日は予定より多く走らされてしまった。
「暑さの中で勘弁してぇー」みたいな走りだったので、体力だけじゃなく集中力も消耗したが、幸いロードハウスのキャビンとファシリティーが完璧だったので、疲れは残していない。
お陰で、今日の目的地ビター・スプリングス(Bitter Springs)まで180kmしかない。
2時間も掛からないだろう。
Bitter Springsは、エルジー国立公園にあるヤシの木と熱帯林に囲まれた自然の温泉。
ノーザンテリトリー州の観光ウェブの動画が、めちゃ綺麗だったので是非行ってみたい。
キャンプ場がすぐ近くにあるはずだ。
ワニ級にヤバい奴
お昼にキャンプ場到着。
Matarankaのガソリンスタンドからハイウェイをそれて10分弱のところにあった。
キャンプ料25ドルは、ちょい高めだが設備はそこそこ充実している。
受付のおばちゃんが、いきなり距離を詰めて来て、旅の事を根掘り葉掘り聞いてきた。
おばちゃんも家族とキャンピングカーで1年掛けてオーストラリアを一周したそうだ。
「今日はお客が少ないから、好きな所で泊まって良いよ」と、一番いいサイトと日陰のあるサイトを教えてくれた。
しれっと「川にはワニじゃないxxxxがいるから気を付けてね」とも。
ワニじゃないワニ級にヤバい奴がいるらしい・・
この国、危険のバリエーションが豊富だ。
バイクで広いキャンプ場を一回りし結局、教えてもらった一番いいサイトに決めた。
地面はフラットで結構固い。
周囲には、ほとんど人がいない。
木がいい感じに影を落としていて、風が通るのがありがたい。(が、夜は無風で暑くて眠れなかった)
フライを外してインナーのみにしたが、通気が悪く蒸し風呂状態。(テントはモンベルのルナドーム2)
軽くて、コンパクトで良いテントなのだが・・海外製テントに全メッシュのインナーが多いのに納得した。





クロコダイル・セーフティ
ビター・スプリングスの温泉は、水が透明で水面がガラスの様に美しく、観光ウェブの動画に嘘はなかった。
水面が穏やかなので、底の砂や藻がくっきり見える。
周りは熱帯林っぽい緑で、ヤシの葉が静かに揺れている。
アボリジニの家族が浸かっていて、生活の一部としてここにいる感じがする。
「お風呂の代わり」彼らにとっては、“地元の湯”ってことか。


近くの「Crocodile Safety」の看板に”指定されたエリアだけでで泳げ”と警告している。
本当に大丈夫?… ニュースで洪水でワニが溢れ出すことがある、と言っていた。
まぁ、大丈夫なのだろうが、入る気にはなれなかった。

爆音鳥、再び!!
夕方、テントの上空を大量(数百羽)の鳥が右から左へ移動して行く。
よく見ると、鳥ではなく大型のコウモリだ。
なんか気持ち悪い。


ここでも鳥がうるさい。
ギョエー ゲー(7回繰り返し) キーキーキーをワンセットに爆音で繰り返している。
一羽が鳴き疲れると、他の鳥が引き継いで延々と続く。
いつまでも鳴き止まず、深夜まで鳴いていた。
幻想的な光
夜、暗くなると真っ白な光がこちらに向かってくる。
誰かが近づいてくるのかと身構えると、ホタル的な虫の光だった。
あまりに強く、白い光をゆっくり点滅させてる。
4~5匹が点滅しながらユラユラとテントの周りを周回する光景は、幻想的でちょっと感動。
テントの中にいるとテント壁面のあちこちに、スマホの充電中ライトの様な光が点滅している。
テントの外側にホタルがとまっているのだ。
オレンジ色の異世界
深夜3時頃トイレでテントの外に出ると、辺り一面が濃いオレンジ色に染まっていた。
目前に巨大な月が迫り、月光が辺りを染めているのだ。
異様に明るい。
そこここに、くっきりとまっ黒い影が。
まるでオンラインゲームに出てくる異世界にいる様だ。
頭が冴えてドキドキした。
感動する前に驚いた。
この光景は一生忘れないと思う。
朝、食事の用意をしていると何やら左足の下がゴワゴワする。
ブーツを脱いでひっくり返すと、大きな(10cm大)クモが落ちてきた。
ヒェぇー
茶色で長い足に毛が、うじゃうじゃ生えていてゾッとした。
寝ているときにブーツの中に入ったのだろう。
こんな大きなクモが足の下にいたのに、気付かず平気で歩いていたのが不思議だが、幸い嚙まれはしなかった。
キャンプ時は、ブーツの置き場に気を付けねば。
ヘビだったら確実にヤバかった。
だいぶワイルドになってきた。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY11。
Bitter Springs泊 本日の走行179km
オーストラリア ツーリング総まとめ(ルート・海上輸送・装備・危険ポイント)はこちら → 総まとめ(ハブ)
