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ガソリン入れたか?
2023年11月9日~10日
連日炎天下の40℃越え。
Kununurra →360km→ Halls Creek →291km→ Fitzroy Crossing と厳しい環境が続く。
ギラギラの太陽の下、道中はガソリンスタンド以外何も無く、次のスタンドは300km先みたいな状況でガス欠と水欠は生死にかかわる。
車は必ずポリタンクに予備の燃料を積んでいるが、バイクはそうはいかない(持ててジェリ缶に数リッター)。
だから北部では、スタンドを見つけたら残量が2/3以上あっても迷わず満タン。
40℃超えの熱さと向かい風は燃費を悪化させるし、路面状況や微妙な速度の違いでも誤差が積み上がる。
航続距離の計算は、実戦値で考えないと危ない。
実際、この区間では熱さで燃費が10%落ちた。
なのでドライブコンピュータは、とてもありがたかった。
某ガソリンスタンド案内アプリを頼りに給油所に行ってみたら、なにも無かった事があった。
幸い燃料に余裕があったので、事なきを得たが・・・(このアプリは速攻で捨てた)。
ガソリンスタンドは、地域の生命線なのでClosedという事はまずあり得ないが、それでも旅中、1件Closedなのを見た。
道端で止まったら、日陰も無い中、ひたすら後続の車を待つことになる。
携帯の電波も怪しい(まずダメ)。
だから、この区間は危険回避のため巡行速度を落として慎重に走った。
ガソリンスタンドで休憩していると、見ず知らずの人が、決まって声を掛けてくれる。
「ガソリン入れたか?」「どっち方面に行くんだ?」
見るからに不案内な、東洋人を放っておけないのだろう。
その気遣いがありがたい、と思うと同時にそれだけ危険なのだと感じた。


■ 最初の町:ホールズ・クリーク (Halls Creek)
ここは町と言うより、正直「ショボい村」。
リゾートホテルとキャラバンパークが在るのみ。
スーパーマーケットを探したが、雑貨屋に毛が生えた様なのが1軒。
結局、買う気になったのはコーラくらいで、夕飯はガソリンスタンドのサンドイッチで済ませた。
ちなみに、買ったコーラは2リットル(日本の1.5Lよりだいぶぶっとい)。
コップに注いでは継ぎ足し、注いでは継ぎ足し……と飲んでいるうちに、あれよあれよという間に空になってしまった。多分、30分もかかっていない。
飲んでる最中、「大丈夫か、オレ」って思ったくらいで、如何に、体から水分が抜けていたのかを思い知った。
宿はリゾートホテルの一択のみで一泊220豪ドル(約21,000円)。(T_T)
テント泊は脱水の心配があるので、ジジィには危険。
なので選択の余地がない。
※リゾートの観光客は、飛行機で来ている人が多そうだった。




■ 衝撃の価格:フィツッロイ・クロッシング (Fitzroy Crossing)
二番目の町に至っては、洪水でメインロードの大橋が決壊していた。
迂回路は、自衛隊が緊急時に架ける簡易橋みたいな仮設で渡河した。
町も洪水にやられていて、あちこちで復旧工事中。
キャラバンパークは営業停止。
唯一営業している「リゾートホテル&キャラバンパーク」も復旧の真っ最中で、敷地内に重機があちこちに。
リゾートホテルは満室。
なんと一泊400豪ドル(約40,000円)越え。
幸いキャラバンパークのキャビンに空きがあったのでKeepしたが、一泊240豪ドル(約23,000円)。
ゲッである。
似た様なキャビンには、何回も泊まった。
一応トイレ・シャワー付きなので、80~100豪ドルが相場だと思う。3倍だ。
前日のホールズ・クリークは高級感もあり設備も充実していたので、まぁ諦めもつくが、こちらは工事現場のバラックにエアコンとバストイレを付けた様な代物。
部屋は狭く、エアコンがうるさい(が、無いと暑くて眠れない)。
冷蔵庫もにぎやかだったので、寝るときにコンセントを抜いた。
だが、状況の割には宿泊者は多い。
おそらく、工事関係者が会社費用で泊まっているのだろう。
最初は、足元を見たボッタクリ、かと思ったが状況を考えると事態は切実だ。
町全体が復旧中の上、次の宿泊可能地は260km離れたダービー(Derby)しかないのだ。
ここでも選択の余地はゼロだ。






※オーストラリアの宿代は、需給バランスを見て極端なダイナミック・プライシングをしている気がする。
この後、Port Hedlandでも似た状況に遭遇した。
そんなこんなで、Broomeまで約1,100kmはストレスフルな走りが続いた。
Halls Creek /Fitzroy Crossing泊 この間の走行670km
インド洋に到達
2023年11月11日~12日
インド洋に到達。
赤土色のアウトバックから水色のシーサイドへ——鮮やかなブルーが新鮮だ。
沿岸の町Broomeは、夕日で有名。
かつて真珠取りの日本人がたくさん居たそうで日本人墓地がある。
西海岸ではそれなりに大きな町のはずだが、行ってみると想像していたほどではなかった。
のんびり寛ぐ地元の人が多い「タウンビーチ」や、観光客メインの「ケーブル・ビーチ」を眺めつつ、
ここで2日ほど休養を取り、パースまでの計画を練ることにした。






ここ数日、時折左ヒザに激痛が走る。
なんの前触れもなく激痛が走り、その後しばらくの間しゃがむ事すら出来なくなる。
が、それを過ぎると何事もなかったかのようにケロリと治る
バイク旅で「しゃがめない」のは致命的で、荷物の揚げ降ろしが出来ない。
これ以上悪くなるとマズイ。
原因にこれといった心当たりは無い。
※幸い数週間後には自然治癒。未だに何だったのかわからない。
という事もありBroomeでは休養に専念した。
休養のお陰で、体内に水分が戻った感じがする。
西進中は夜トイレに行ってもあまり量は出なかったが、改善した。
明らかに心身ともに回復したのを感じる。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY17。
Broome泊 この間の走行423km
