【西オーストラリアツーリング】 インド洋の町ブルームを経てパースへ南下編 Episode2 (ブルームへ)

2023年11月9日~10日

Kununurra →360km→ Halls Creek →291km→ Fitzroy Crossing と厳しい環境が続く。

連日、炎天下の40℃越え。(夜最低が28℃前後)
道中はガソリンスタンド以外何も無く、次のスタンドは300km先みたいな状況でガス欠と水欠は生死にかかわる。
体力の消耗と熱さで燃費が落ちているので、巡行速度を100~110kmに落として走っている。

ブッシュ・ファイアーの焼け跡

ホールズ・クリーク(Halls Creek)は町と言うより、ショボい村でリゾートホテルとキャラバンパークが在るのみ。
スーパーマーケットを探したが雑貨屋に毛が生えた様なのが1軒。
コーラしか買う気にならなかったので、夕飯はガソリンスタンドでサンドイッチを調達した。
宿はリゾートホテルの一択のみで一泊220豪ドル。(T_T)
テント泊は脱水の心配があり、ジジィには危険なので選択の余地がない。
※リゾートの観光客は飛行機で来てクレーターやアウトバックを遊覧飛行している様だ。

Kimberley hotel

フィツッロイ・クロッシング(Fitzroy Crossing)に至っては、洪水でメインロードの大橋が決壊していた。
迂回路は自衛隊が緊急時に掛ける簡易橋の様なもので渡河。
町も洪水にやられ、あちらこちらで復旧工事をしている。
キャラバンパークは洪水で営業停止、唯一営業しているリゾートホテル&キャラバンパークも復旧工事の最中でリゾートの中にも重機があちこちに。
幸いキャラバンパークのキャビンに空きがあってKeepしたが一泊240豪ドル。ゲッ
前日のHalls Creekのリゾートホテルは高級感もあり設備も充実していたので、まぁ諦めもつくが、こちらのキャビンは工事現場のバラックにエアコンとバストイレを付けた様な代物。
最初、足元を見たボッタくりと思ったが、後々考えてみると仕方ない面もある。
町全体が復旧中の上、次の宿泊可能地は260km離れたダービー(Derby)しかないのだ。
ここも選択の余地がない。

エアコンがうるさいが、無いと眠れない。
価格の割に宿泊者は多い。
工事関係者が会社費用で泊まっていると思われる。

※オーストラリアの宿代は需給のバランスを見て極端なダイナミック・プライシングをしていると思う。
この後もPort Hedlandで同じ様な状況があった。

そんなこんなで、Broomeまで約1,100kmはストレスフルな走りが続いた。

Halls Creek /Fitzroy Crossing泊 この間の走行670km

2023年11月11日~12日
インド洋に到達。
赤土色のアウトバックから水色のシーサイドへ鮮やかなブルーが新鮮。
沿岸の町Broomeは、夕日で有名。
かつて真珠取りの日本人がたくさん居たそうで日本人墓地がある。
西海岸ではそれなりに大きな町だが、行ってみると思っていた程ではない。
ここで2日程休養を取ってPerthまでの詳細計画を検討した。

バオバブの巨木
タウンビーチ。のんびり寛いでいる地元の人達が多い。
ケーブル・ビーチ。こちらは観光客がメイン。

ここ数日、時折左ヒザに激痛が走る。
なんの前触れもなく激痛が走り、その後しばらくの間しゃがむ事すら出来なくなる。
が、それを過ぎると何事もなかったかのように正常に戻る。
しゃがめないと荷物の揚げ降ろしが出来ないので、これ以上悪くなるとマズイ。
原因にこれといった心当たりは無い。
 ※幸い数週間後には自然治癒。未だに何だったのかわからない。
という事もありBroomeでは休養に専念した。

休養のお陰で、体内に水分が戻った感じがする。
西進中は夜トイレに行ってもあまり量は出なかったが、改善した。
明らかに心身ともに回復したのを感じる。

ケーブル・ビーチの夕日

オーストラリア一周バイクツーリング DAY17。
Broome泊 この間の走行423km

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