【西オーストラリアツーリング】 インド洋の町ブルームを経てパースへ南下編 Episode3 (Sandfire/ディンゴを警戒)

2023年11月13日
Broomeからサンドファイアー(Sandfire)のロードハウスに向かう。

Sandfireまで366km、Broomeの郊外24kmにRoebuck Plains Roadhouseがあるので、ここで給油すれは残り342kmを無給油で走ることになる。
CooindaからBroomeまでの1,862kmの平均燃費が18km/L (熱さで10%くらい燃費が落ちている)、同じ100-110kmペースで走ればGSの航続距離は360kmという事になる。
計算上のマージンは18km、ナビが有るし一本道なので道に迷うことは無いだろう。
万一の際はペースを落とせば問題ないと判断し、ジェリ缶は空のままでスタートすることにした。
※ ナビは目的地までの残距離を、GSのライドコンピューターはあと何km走れるかを、常時表示するので状況に応じて調整して走行出来る。

KatherineからBroome間では、ガソリンスタンドで休んでいると「どっちの方向に行くんだ?」とか「ガソリンちゃんと入れたか?」と、よく声を掛けられた。
見慣れぬバイクのガス欠を心配してくれるのだ。
ありがたい(^^)

14:30頃 Sandfire Roadhouse着
結果的に走行距離は320km。ガソリンは全然余裕で到着した。
走行後、グーグルで距離検索したら320kmと出てる。
Hema社のマップ:Motorcycle Atlas大丈夫か?(専門的なマップなのでリスペクトして優先してたのに)
以降、マップとグーグルでダブルチェックする様にした。

Great Sandy Desertがキャッチコピー

Sandfireではキャビンに泊まる積りだったが、なんと満室。
早い時間に到着するので大丈夫と踏んでいたが、当てが外れた。
約60km先のEighty Mile Beachにキャラバンパークがあるが、最後の10kmは砂地を行かなければならない。オンロードタイヤなので無理。(パースでオフロードタイヤに交換する。)
なので、テント泊。キャンプ料12.5豪ドル。
まだ日は高いし気温38℃で陽射しががきついので、夕方までテントを張るのを待つことにした。
エアコンの効いた売店の隅にあるテーブルで昼食をとり、夕方まで時間を潰す。
暇なのでテントサイトを下見に行くと、林の木の下でテントが張れそうだ。

この後、夜フライシートを張る。

驚くことに、孔雀が沢山いる。10羽近くいそうだ。
テントサイトにもウロウロしてて、カーカー大きな声で鳴きながら落ちた果実をつついている。
テントをつつかれないか心配だ・・。

何が気に入ったのかバイクの周りをウロウロ。

17:00頃テント設営。
今晩は暑いのでインナーだけで過ごそうと思っていたが、昏くなってきた頃に薄闇の中に犬のようなのが2匹サッと物陰に隠れるのを見止めた。
「まさかディンゴじゃないよな。」
※ディンゴ:オーストラリアの野犬、家畜や人間を襲うことがあるどう猛な性格

その時はそのまま過ごしたが、暗くなってから心配になってきた。
インナーだけでは余りにも無防備過ぎる、フライシートを張ることにした。
フライシートの裏表がわからないくらい暗く、手元も見えなかったが、一応ディンゴ(らしきもの)を警戒してライトを点けず手探りで張った。結構張れるものだ。

夜は、冷え込んでシュラフ&ウィンドブレーカーを羽織って寝た程なので、フライシートを張ったのは正解だった。

オーストラリア一周バイクツーリング DAY21。
Sandfire泊 本日の走行320km

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次