オーストラリアツーリング総まとめ(ルート・装備・危険)はこちら → 一周まとめ

バイクでオーストラリア一周するなら、クレジットカードをどうするかはとても大事な話だ。
短期旅行なら一般的なクレジットカード決済でも十分かもしれないが、3〜4か月の長期となると決済額もそれなりになる。特に昨今の円安環境で、決済レートと手数料をカード会社に丸投げするのは上手くない。
私がメインに使ったのは、ソニー銀行のSony Bank WALLETだ。やり方はこう。
まず円口座を開設し、紐づけて豪ドルの外貨口座も作る。
アプリで豪ドルが安いタイミングを見て、少しずつ買って外貨口座に貯めておく。
カードはVisaデビットなので、支払いは自動的に外貨口座から引き落とされる。
これが想像以上に便利だった。
引き落とし明細は即時にスマホで確認でき、今日いくら使ったかが一目瞭然。外貨残高もその場でわかる。
しかも、どんな辺鄙な場所でも利用後数分で情報が上がってくるのには感心した。
自分の外貨口座から払う形なので、余計な不安が減り、為替面でもある程度ヘッジできるのが大きい。
注意点(ここが重要)
最大の問題は、ガソリンスタンド系の決済システムに対応できないことだ(ソニー銀行さん、これ認識してますよね?と言いたくなる)。
私の場合、どこのガソリンスタンドでも決済はことごとく拒否された。
さらに悪いことに、各地のロードハウスはガソリンスタンド系の決済システムを使っていることが多く、ロードハウスでは一切使えなかった。
アウトバックでは給油・宿泊・食料の大半をロードハウスに頼るので、バイクや車で旅する人にとっては致命的だ。
結局、一般のクレジットカードとの併用を余儀なくされた。
その結果、全消費金額の約20%を一般のクレジットカードで決済することになった。
外貨口座の豪ドルは平均95円で調達できていたのに、一般カードの決済は平均で100円前後。長期だとこの差はわりと痛い。
大きな問題ではあるが、いつか改善されるのだろう。……と信じたい。
それ以外は良い点の方が多く、日本に戻った今も使っている。
※American Expressもロードハウスで使えないことがあるようなので要注意。
余談:オーストラリアのキャッシュレス事情
オーストラリアはキャッシュレス化が相当進んでいる。
近い将来、現金が消えるのでは?という話まで耳にしたが、さすがにそれはないだろう……と思っていた。
(帰国後に知ったのだが、少なくとも現金の扱いには一定のルールがあり、僻地でもお釣りを用意している背景にはそういう事情もあるらしい。)
私の場合、4か月間で使った現金は7,000円程度だった。
それもランドリーマシンでコインが必要で、「コインが欲しい」という目的で現金を使っただけだ。
タッチ決済の普及率はほぼ100%で、場所によってはタッチしか受け付けない、という噂も聞いた。
なのでタッチ対応のクレジットカードを2枚(バックアップ含む)用意しておいたが、これは正解だった。
豪州ツーリングではタッチ決済は必須だと思う。
